昨年、国内でCOVID-19(新型コロナウィルス)が確認されて1年以上経ちます。その間、現在も世界中が、都市封鎖、ロックダウン、国内では緊急事態宣言、不要不急の外出自粛、飲食店営業時間短縮etcに混乱、翻弄されています。マスコミは不安感情を増幅させるような情報内容に終始し、大衆は不安感ばかりをクローズアップされています。
「不安感情」は放っておくと簡単に「怒り感情」に変質します。不安ストレスの蓄積と共に、自己の不安感情からちょっとでも逸れた行動などを見つけると、「○○べきなのに、あいつは○〇している」と、自分勝手に炎上するのです。その発散のはけ口として、匿名という「名前が分からなければ何でもしていい」という犯罪者の心理にも似た卑劣な方法で、ネット、ツイート、SNS等で誹謗中傷しまくる「自粛警察」「自任警察」なる方まで跋扈しました。
パニックが起きると、当人の普段の仮面は分からないが、時に本性が出てしまうもの。互いに気を付けねば、自重せねばなるまい。コロナ感染はどんなに防御を施しても、時として、運によっては起こり得るものである。過剰に恐怖しても、かえって健康には良くないものです。
2011.3.11から10年、未だ帰宅困難者4万人、原発処理も進まず。コロナはやがて終息、しかし、こちらは終息見通しは1万年。どうなる日本?